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火曜日, 8月 08, 2006

え??、某「特日(特定日本人)」系のブログでですね、映画監督の井筒和幸さんを 在日朝鮮人であると書いてらっしゃる人がおったんですわ。で、根拠として井筒氏を誹謗中傷するないようの雑誌も(多分、無断で)転載してました・・・・


って


その記事には井筒氏が在日なんて書いてないんですが・・・・・



井筒氏はそのことに関しまして某新聞にて自分が奈良の旧家(江戸時代から続いてるらしい)の出身であることをカミング・アウトしておられました。これで井筒氏の出自は世間に知られるところとなったんですが・・・
それでもそのブログのコメント欄に投稿するヤツラは


「イイヤ、ヤツは在日だ、あんな日本人がいるものか!」


と、自らの主張を(何の根拠もなく)押し通しておられてます。ま、関西では井筒家は知られた存在なんですが(もちろん、そういう出自とかにこだわるイヤらしいタチの人間の間でのみですが)全国区では知名度が薄いんで誤解されても無理ないっすね。

おまけにこういう特日系の御仁は重信房子さんも北朝鮮籍の在日さん(決まってそういう人たちは貧乏でガラが悪いと決め付ける)だと主張するんですね。もう、アホかと。

僕なんかは重信さんのインタヴューを読んだだけで「あ、この人士族の家の出だな」と一発でわかりましたがね。

あんまり言いたくないけど、育ちってのは思想信条(右翼、左翼とかじゃなしに)にでちゃうんですよ。

僕の家は決していい家柄ではないんだけど、そういう家柄のよろしい人たちの物の考え方ってのは人並みに理解してるつもりなんですが、特日さんたちはそれが人並みに理解できない、と(笑

コレ自体は決して良い事ではないんだけれど、思想には「右翼、左翼」みたいな横の軸の違いもあれば、育ちの良し悪しに影響された縦の軸の違いもあるんだね。

同じ日本人なら違いのわかる日本人になりましょうね、と。

#fabriceさんの記事の代理投稿です

1 件のコメント:

kuroneko さんのコメント...

育ちを云々するのって危うさがあるけど、人種・民族差別的コメントをする人、というかそういう言論の出てくる背景って考えさせられますね。

心理としては、「偽善的なタブーにとらわれず率直に言っている」と思っているんだろうけど、自分たちがアッパーな階級ではないから全体が見えない。というか世代の関係でしらないんだろうな。

昔は服装や言葉遣いで階級差が出たろうけど、そういう感覚ってないだろうし。他人を馬鹿にしたって、そういうお前は何様なの? という感覚が、年配世代にはあるだろうし、それは戦後民主主義なんてものじゃないんだけど、そういう生活文化感覚がないんだよなー、今の若い衆。

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