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月曜日, 9月 11, 2006

アッテンボローさんの「日本一可哀想なな赤ちゃん」のエントリーから、左派系ヘイトコメントを収集。
(謀略説その他は一応なしということにします)
《以下、資料》
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2006/09/post_e6ab.html

紀子のゴミ親王なんて愛育病院の屋上からブン投げてぐちゃぐちゃの死体になっちゃえばいいよ。
死んで当然の存在ですから。

ゴミ皇族は死ねよ | 2006/09/08 5:53:27

《引用ここまで》
あたしは、気安く「左派」と書いたが、別に天皇制廃止というのは左派に限られたことではないね。例えば

ブッシュ路線支持。弱者はてめえの責任だから可哀相じゃない。社会福祉より経済効率。国際競争に勝つのが第一。皇室なんて弱者の慰安で、大統領制にしたほうが野心的な人物の出やすい活力ある社会になる。

というような政治信条だって成り立つわけです。そこまではっきり言わないでも新自由主義万歳、アメリカニズム志向の人は、天皇制に冷淡な傾向はありそう。皇室尊崇は農村共同体の観念を引きずっていそうだから、ウザい、ダサい、キモい、と嫌うセンスもあるんじゃないかな。

引用のコメントは反天皇制というのはわかるけど、それ以上の意図はわからないゴミコメントですから、あんまり分析する要素がない。失業や被差別、社会的に阻害されたルサンチマンが感じらる表現もないから、単に殺人をしたい、という意思だけしか伝わらない。(新生児のうちは、人格が感じられないから、どこか殺人と思えないという感覚の反映はあるかも。まあ普通一般にもこの感覚はないじゃないと思うよ。「コインロッカーに嬰児の死体が」というニュースと、「幼稚園児が殺されて」というニュースと、受け取られ方は違うはず)

このゴミコメはともかく、当該コメント欄はなかなか興味深い発言があります。
アッテンボローさんが郵政労働者ということで、公務員のほうが税金泥棒とか、なんとか言うのがあるけど、その種はあんまり新味のあるコメントはなかった。
またブログ主は左翼党派出身を隠していないので、左翼運動批判という文脈の議論(右派からというより、反体制側の運動論など)もあります。

目だったのは、皇室の役割が十分ある、文化のアピールの貢献は多大、という議論。これを経済効果論で言っていくと、日本文化発信財団とか、独立行政法人「宮内庁」という議論にも通じそう。
それに関連して、一日わずか17円とか、中年のおやじたちはセコイ。皇室に金ぐらいだせよ、といった発言もあった。

より根本的なのは、以下のような議論でしょう。
ここらへんが、「保守系ブログ」の左派観。文春まで左翼といわれるから、サヨクだって中道右派まで含まれると思うけどね。保守=成功者ということはないよ。イタリアなんか貴族が共産党員なんて普通だしねえ。

>ちなみにネット右翼と呼ばれる、中道左派、中道、中道右派、右翼の中でも皇室のありかたや存続は色々な考えがあり収拾がついていない状態です。ただ議論となる土台が一緒だから色々議論できるのであって、左の人との皇室議論は無理というのが認識としてあるように思います。
くるる | 2006/09/08 16:53:35

>法では差別や身分は禁じている。内閣総理大臣とここでコメント書いている方がたも平等だ。
あとは実力主義だ。チャンスを生かせなかった人間、生かす能力の無かった人間、そして時たまチャンスすら与えられなかった人間、こういうのは残念ながら存在し格差を生み出す。人がいる以上しょうがない。

30代以上で保守になれない人間は一部除いて何もなしとげなかった人間なんだろうな。「頭が無い」というのはそういう意味だと思うのだが。

ロースクール一期生 | 2006/09/07 17:25:04

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